キャピラリを用いた1軸調整LD-光ファイバ間アレイ光結合構造の検討
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概要
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将来の広帯域通信システムの実現に向けて、装置あるいはボード間を高速・高密度に接続する多チャネル光インタコネクションモジュールの検討が進められている。LDアレイと先球ファイバアレイを光結合したモジュールは、小型・高密度で高効率な光結合系が期待できるものの、通常6軸相互が依存した複雑な光軸調整が必要なため、位置合わせに多大な時間が必要であった。そこで調整軸数の低減を狙いに、内径が光ファイバ外径と等しいマイクロキャピラリとLDアレイをSi-V溝基板上に固定し、キャピラリに先球ファイバを挿入して対向するLDアレイとの間隔調整(1軸調整)を行うだけで位置合わせできる、4チャネルのLDアレイ-先球ファイバアレイ間光結合構造について検討し、低結合損(3.0±0.5dB以内)で位置合わせ時間を従来比1/20以下に低減できたので、報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
高原 秀行
NTT境界領域研究所
-
新井 芳光
NTT境界領域研究所
-
高原 秀行
日本電信電話株式会社マイクロシステムインテグレーション研究所
-
高原 秀行
Ntt 境界領域研
-
森田 明
Ntt境界領域研究所
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