大規模回路解析におけるオーバーラップ・ブロック緩和ニュートン法の有効性
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概要
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大規模回路解析に適したオーバーラップ・ブロック緩和ニュートン法(OBRN法)を提案した。OBRN法は、回路分割にオーバーラップ分割を適用し、核節点と冗長節点で部分回路(冗長ブロック)を構成する。緩和反復の各回において、各冗長ブロック毎にNR法を適用して解を求め、核節点に対する解を用いて近似解を更新する。これによって、緩和反復1回で求まる近似解の精度が向上するため、緩和反復回数が減少することによる高速化が達成できる。本報告では、実際のバイポーラ回路についてOBRN法の評価を行い、大規模回路解析に特に有効であることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-06-19
著者
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