多層化MMIC方向性結合器を用いたKa帯トランスバーサルフイルタ
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概要
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MMIC化したマイクロ波フィルタは、通常、能動素子を用いたものであり、受動素子だけで構成されたのものは、損失が大きくなるため殆ど報告されていない。方向性結合器を用いたトランスバーサルフイルタは、損失の大きな伝送線路を用いても、共振器型フイルタよりも挿入損の悪化が少ないため、受動素子だけでのMMIC化が期待される。今回は、このトランスバーサルフイルタを、多層構造を持つMMIC方向性結合器を用いて設計試作し、良好な結果が得られたので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
平塚 敏朗
Atr光電波通信研究所(現在 村田製作所)
-
馬場 清一
ATR光電波通信研究所(現在 三洋電機)
-
今井 伸明
ATR光電波通信研究所
-
小川 英一
ATR光電波通信研究所
-
小川 英一
北海道大学
-
馬場 清一
Atr光電波通信研究所
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