複合回路方式電圧共振形インバータにおける入力高調波電流抑制のための制御について

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概要

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複合回路方式電圧共振形インバータは簡単な回路構成で高入力力率および低入力電流歪率を実現できるという特徴を持っている。また,この方式は完全平滑形であるため,出力の波高率が低く,蛍光ランプの電子安定器への応用が期待されている。本稿では,この複合回路方式電圧共振形インバータに対して,定格時だけでなく入力電圧あるいは負荷が変動した場合でも高入力力率および低歪率を実現するための制御方式を適用し,特性の改善を図る。まず,筆者らが提案している入力電流歪率改善のための制御を施した制御回路を示し,従来より用いられている制御方式と比較する。次に,これらの制御方式を適用した場合の複合回路方式電圧共振形インバータの交流入力電圧および負荷の変化に対する動作特性について検討する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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