太陽電池電源システムの新しい最適動作点追尾

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
最近、太陽電池、風力発電、燃料電池等のクリーンエネルギー源を利用する分散型発電システムが社会的に大きく注目されている。このようなシステムの入力電源として太陽電池を使用する場合、太陽電池電力をより効果的に利用するため、及び、1日の中で照射量、環境温度の変化に対して太陽電池の最大電力を得るために、通常、太陽電池の最適動作点追尾機能が必要とされる。一般的には、太陽電池の発電電力をマイクロコンピュータで演算することで最適動作点を決定することが多い。しかし、コスト、照射量が大きく変化する際の応答動作に問題がある。そこで、本論文では、太陽電池の最適動作点電圧の基準電圧に太陽電池セルと非常に類似特性を持つ安価なPN接合ダイオードを使用した高速応答動作が可能な新しい太陽電池の最適動作点追尾方式を提案し、比較的高精度な追尾特性を得たので報告する。
2000-02-17

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク