圧電トランスを用いたバックライト用駆動回路の動特性について(小テーマ : エネルギー技術関連)

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概要

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近年,圧電トランスは,小型,軽量,低背,高電圧ゲインおよび高電力密度などの優れた特徴をもつデバイスとして注目されている。筆者らは,この圧電トランスを用いた液晶ディスプレイのバックライト用駆動回路に対する小型化および高電力効率化の検討を行っている[1],[2]。過去に,圧電トランスの駆動回路として,一石式駆動回路が有効であることを示した[3]。本稿では,この駆動回路に対し,高い電力効率を維持するとともに,入力および負荷の変動に対する出力の安定化と,これまでバースト制御などの別回路が必要であった調光を一つのOFF期間を一定としたPFM制御回路で制御可能なことを示している。さらに,動特性の検討を実験およびシミュレーションからおこなうことで,応答性の面からこの駆動回路方式の有効性を示している。
2003-07-10

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