回路損失を考慮したディジタル制御方式直列共振形 DC-DC コンバータの特性解析

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概要

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本論文では,補助スイッチを持つディジタル制御方式DC-DCコンバータの動作解析を行う。補助スイッチは,入力電圧の増加あるいは負荷電流の減少によってスイッチング周波数が著しく低下することを抑制するために用いられている。この補助スイッチを持つDC-DCコンバータには大きく分けて,周波数制御モードとオン時間制御モードの2つのモードが存在する。ここでは,主スイッチ,補助スイッチ,ダイオードそれぞれの順方向電圧降下および損失抵抗,そして,トランスの直列等価抵抗を考慮することにより,詳細な回路動作および出力特性が解析されている。また,制御回路のパラメータと出力特性の関係が議論されている。その結果.出力電圧の優れた安定化特性が得られ.軽負荷時において,補助スイッチを持つディジタル制御方式DC-DCコンバータの電力効率が従来の制御方式に比べて改善されていることが明らかになった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-11-29

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