決定性データフローネットワークにおける不動点の意味
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
決定性データフローネットワークは,Kahn(1974)が初めてその表示的意味を考察した.しかし彼の論文では,データフローネットワークの厳密な定義を行っていないので,不動点を操作的意味と関係付けることにも言及していない.本論文では,決定性データフローネットワークを形式化し,そのもとで,決定性データフローネットワークのヒストリ関数は連続関数になること,すなわち最小の不動点をもつことを示し,更に最小不動点とデータフローネットワークの実行結果との関係について調べた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-25
著者
関連論文
- JSPにおける構造一致の新たな形式化 : オートマトンが説明するプログラム設計方法論
- B-21 プログラミング段階でのデザインパターン適用支援(オブジェクト指向とパターン,B.ソフトウェア)
- IO正則表現によるデータフローネットワークの検証
- HIUの学生は授業にどう反応しているか(1996)
- 入出力データ構造に基づくプログラミングシステムの開発(2)
- 決定性データフローネットワークの形式化と不動点の意味
- データフロー設計とJSPを結びつけたプログラム設計のモデル
- 中間データを用いるプログラム設計
- Windows用 ロシア語語彙 : ロシア語版 Windows95の指導体験より
- プログラミング段階のデザインパターン適用支援ツール
- データフローと状態推移に基づくプログラミングを指向した言語の開発
- 決定性データフローネットワークにおける不動点の意味
- データフローネットワークを基礎にしたプログラミング言語の開発
- オブジェクト指向を指向する初期アルゴリズム教育 (アルゴリズム教育ワークショップ)
- 部分関数を定義するm-n列変換器の性質
- 初心者にとってのアルゴリズム作り (「情報処理教育」研究会プログラム)
- ジャクソン法における構造不一致問題の形式化
- Pushdown変換器の制約に対応するPushdown Transduction
- 中間データを用いるプログラム設計とその形式化