圧電形振動ジャイロスコープ角速度センサ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文は,角速度センサとして使用される圧電形振動ジャイロスコープの設計指針の大綱について明らかにしたものである.まず,基本等価回路の提示とこれより導出した感度の近似式から,感度向上化のための設計指針や問題点などについて述べる.次いで,駆動側と検出側の共振周波数差と出力の関係を印加回転角速度が一定の場合と余弦的に変化する場合について考察し,双共振周波数設定に対する指針を示す.更に,不要な諸結合を考慮した総合等価回路について述べ,漏れ出力の影響を考慮した設計指針について示す.また,支持に関する設計指針についても述べる.最後に,各種ジャイロスコープの性能と利用分担範囲の一覧図を付記し,振動ジャイロスコープの角速度センサとしての位置づけを示す.
- 1995-11-25
著者
-
工藤 すばる
石巻専修大学・理工
-
菅原 澄夫
石巻専修大学理工学部電子材料工学科
-
近野 正
石巻専修大学理工学部電子材料工学科
-
菅原 澄夫
石巻専修大学理工学部情報電子工学科
-
近野 正
山形大
-
近野 正
石巻専修大学・理工学部
-
近野 正
石巻専修大・理工
-
菅原 澄夫
石巻専修大
関連論文
- インダクタンス素子を用いた圧電型振動ジャイロスコープの高感度化及び周波数応答特性の広帯域化
- センサ電極を内蔵した圧電バイモルフ形加速度センサの基礎検討
- OG1 センサを内蔵したLiNbO_3圧電アクチュエータの基礎検討(強力超音波)
- 3P3-22 ホーン型縦振動子を用いた振動型触覚センサの一考察(ポスターセッション)
- 多点webカメラシステムの構築 : キャンパス情報広報支援システムの一環として
- PE10 平面型振動ジャイロスコープの新しい構成について(ポスターセッションI)
- 単一共振モード利用音さ振動ジャイロスコープ
- PD11 面内モードを利用した4脚音さ振動ジャイロスコープ(バルク波デバイス,ポスターセッション2)
- 縦振動1次モードと横振動2次モードを利用した振動ジャイロスコープの等価回路考察
- 縦振動L_1モードと横振動F_2モードを利用した振動ジャイロスコープの等価回路考察