ポリアルキルチオフェンの立体規則性およびアルキル鎖長と電界効果移動度

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概要

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導電性高分子の各種ポリ(3-アルキルチオフェン)、PAT(アルキル=ブチル、ヘキシル、デシル、ドデシル、オクタデシル)のキャリア移動度を電界効果(FE)により測定し、移動度に及ぼす立体規則性と側鎖長の効果を調べた。その結果、ポリ(3-オクタデシルチオフェン)を除いて、ヘッド-テイルに重合した立体規則性が高いPATの移動度は立体規則性の低いものより2桁以上大きく、立体規則性が移動度を大きく左右することが判った。さらに、側鎖が短いほど移動度は大きく、特にポリ(3-ブチルチオフェン)は、約2×10^<-2>cm^2/Vsの最大値を示した。また、FE移動度は時間走行法で評価される移動度とほぼ同じ値であった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-09-07

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