失明者の視覚を再生する「人工眼」の研究開発
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概要
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新たな失明治療法として、工学的な手法で人工的に視覚を回復させようという「人工眼」の研究が世界各所で進められている。人工眼では、TVカメラで周りの情景をとらえ、特徴抽出などの画像処理をほどこして画像データを作成し、体内に埋め込んだMEMS(micro-electro mechanical systems)へ画像データと電力を伝送する。MEMSは、送られてきたデータにもとづいて神経信号に似た電気パルス信号をつくり、刺激電極を通じてその信号を視覚系神経へ伝える。このようにして人工的に視覚信号を脳へ送れば、失われた視覚を回復できると考えられている。失明患者の光の感覚(光覚)を回復させることが当面の目標だが、21世紀の中ごろまでには、ものの形や色がわかるような人工眼が開発されると思われる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-21
著者
-
内川 嘉樹
名古屋大学大学院工学研究科
-
八木 透
名古屋大学大学院工学研究科計算理工
-
渡部 眞三
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所
-
渡部 眞三
愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所周生期学部
-
八木 透
名古屋大学大学院
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八木 透
名古屋大学
-
内川 嘉樹
名古屋大学
-
内川 嘉樹
名大・工
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