光導波路分光法 : 光導波路を利用した高感度界面計測法の開発
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概要
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光導波路を利用した高感度な界面計測手法である、光導波路分光法について紹介する。この手法では、スラブ光導波路のコアを非常に薄い内部反射素子として利用し、百〜数千回の多重反射を行うことにより、光導波路表面にある単分子膜以下に相当するごく低濃度の色素層の光吸収スペクトルを測定できる。さらに、利用可能な波長域を紫外部まで拡大することにより、タンパク等の紫外部に吸収帯を持つ試料についての応用も可能であり、溶液から界面へのタンパク分子の吸着の様子をその場観察を行った。光熱変換法の一種である光熱ビーム偏向法と光導波路を組み合わせることにより、従来より高感度あるいは高分解能の検出を行う手法についても紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-22
著者
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