綴り誤りの高速訂正法
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概要
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綴り誤りの訂正法の研究は多い.最近大きい記憶量を必要とするが,従来の方法と比べると格段に速い転置ファイル法が提案された.転置ファイル法では,辞書の数倍の大きさの転置ファイルを作成し, これを用いて検索を行なう.本稿では単語の文字構成に着目し,転置ファイル法よりも少ない記憶量で綴りの中の誤りが少ない時は高速に誤りを訂正する方法を示す.単語間の距離にはレーベンシュタイン距離を使用している.約23方語の辞書で実験したところ転置ファイル法に比べ,綴りの誤りが1のとき必要な記憶量は約1/4に.計算量は約1/10になった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-19
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