組込みソフトウェア非正常系の概念モデルによる情報フロー・グラフの解析

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概要

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商品組込み系ソフトウェア(以下、組込みソフトと呼ぶ)仕様設定の高信頼化と効率化のため、動作環境も含めた組込みシステムの情報フロー・グラフを作成し、その中から非正常系仕様を抽出するためのグラフ解析について述べる。現在、組込みソフトは大規模化しており、特に要求分析工程で非正常系仕様の設定技術に関する開発手法の整備が必要とされている。そのため、我々は組込みソフト分野における非正常系仕様の設定技術について研究している。これまで、非正常系仕様の概念モデルを研究しているので、このモデルに基づいて、情報フロー・グラフを作成する。また、グラフ解析において、サーキットが特異な振る舞いを見せるので、本稿ではサーキットの解析に着目して述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-11-11

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