頭部伝達関数(Head Related Transfer function: HRTF)における耳介の寄与に関する研究
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概要
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頭部伝達関数(Head Related Transfer Function:HRTF)は両耳間音圧/位相差情報を含んでおり、音像定位において重要である。当研究ではHRTFをヒト被験者8人について測定し、その音像定位への寄与を分析した。定位の鍵であると考えられているFirst Notch(FN)が耳介をシリコンパテで覆ったときに不明瞭になることがわかった。また,ホワイトノイズにこれらのHRTFを畳み込んだものを被験者に提示したところ,耳介を覆った場合は定位の曖昧さが増加することが示された。これらの結果からFNが定位において重要であることが示唆される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-22
著者
-
伊勢 史郎
京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻
-
Hidemi ISHIDA
Faculty of Human Sciences, Osaka University
-
伊勢 史郎
京都大学大学院工学研究科
-
伊勢 史郎
京都大学 大学院工学研究科
-
伊藤 哲史
京都大学大学院理学研究科動物学
-
石田 英実
京都大学大学院理学研究科動物学
-
ISHIDA Hidemi
Department of Human Nursing, University of Shiga Prefecture
-
Hidemi ISHIDA
Laboratory of Physical Anthropology, Kyoto University
-
伊勢 史郎
京都大学工学研究科
-
Hidemi Ishida
Laboratory Of Physical Anthropology Department Of Zoology Kyoto University
-
Hidemi Ishida
Department Of Human Nursing University Of Shiga Prefecture
-
石田 英実
京都大学理学部自然人類学研究室
-
ISHIDA HIDEMI
Department of Nursing, Seisen University, Hikone
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