一般化ID-NIKS-第4の鍵共有方式-の提案
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概要
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予備通信不要な鍵共有方式について新しいコンセプトを提案する. すなわち, 各エンティティは, 何らかの形で付与されている公開IDをいくつかに分割し, 各分割IDをそれぞれ信頼されるセンタに登録して, 各センタから, 数学的構造を持たない秘密パラメータを受け取り, これらの秘密パラメータと相手の公開IDから, 共通秘密鍵を予備通信を行わずに生成する形式を示す. これにより, 予備通信不要な鍵共有方式において問題となるBig Brother 性, 高速性, 所要メモリ, 結託閾値等をシステム環境に応じて勘案しつつ, パラメータを柔軟に設定することが可能となる. また, 従来から問題になっていた結託閾値の向上問題に対しては, 共通鍵の構造を自在に構築できることにより, 信頼性の高い方式の可能な領域が拡大されることを示す.
- 1999-05-20
著者
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