ブロック暗号MISTY1, 2の高階差分解読について
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概要
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改良型高階差分解読法とそのアイディアを用いてブロック暗号MISTY1, 2でFL関数を用いない場合の疑似乱数性による評価と鍵推定を行った。その結果、MISTY1で(6, 3, 3)段, MISTY2で(4, 3, 3)段でLRFではないことを示し、この段数では暗号として安全でないことを示した。また新旧両バージョンの(5, 3, 3)段MISTY2は296MIPSのマシンでそれぞれ52分、30秒で全鍵推定が可能であり、(5, 3, 3)段MISTY1は180時間で一部の鍵の推定が可能であることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-15
著者
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