線形解読法の拡張について
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概要
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近年ブロック暗号の解読技術が目覚ましい進歩を示しており、特に線形解読法や差分解読法の進歩は著しく、またそのための対策として線形解読法や差文解読法に対して強い暗号構成法の研究も盛んに行なわれている。その試みの中で偏差率が低く抑えられる関数を組み合わせて解読の困難性をうたった暗号系がいくつか提案されているが、その安全性にはやや疑問がある。本稿ではPerfect Nonlinearな入出力特性をもつ関数に対して線形解読法を拡張したものを適用することによって線形解読法よりも飛躍的に高速に解読が可能性があることを示し、具体例についてそのことを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-14
著者
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