Au電気接点でのしゅう動前後の接触抵抗と粘着力の測定結果

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概要

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電磁継電器の小形化、定消費電力化の要求のために、接点表面にしばしばAuが使用される。しかし、Auは粘着を起こしやすい。さらに、接点ばねの先端に取り付けられた電気接点は開閉時あるいは外部からの衝撃が加わった時にばねの長さ方向に沿ってしゅう動すると考えられる。Au電気接点に接触力を印加した状態で直線方向の往復しゅう動を加え、しゅう動前後の接触抵抗およびしゅう動後の粘着力の測定を行った。その結果、しゅう動回数の増加とともに粘着力が増加する領域としゅう動回数が増加しても粘着力が増加しない領域では接触抵抗および粘着力の分布に違いがあることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-12-20

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