ニューラルネットワークによる線分の抽出を用いた文字認識

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概要

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文字認識の研究は、古くから盛んに行われ、文字を認識するために、いろいろな方法が考えられてきた。それらの方法を大きく二つに分けると、文字を点の集まりととえる方法と線の集まりととらえる方法になる。ニューラルネットワーク(NN)で漢字などの複雑な文字認識を行う場合、、前者の方法では、いくつかの問題点があり、現在では、後者の方法が注目されている。しかし、文字を線の集まりととらえるためにはどのように文字データから線分を抽出するかが問題となる。本論文では、NNを線分抽出のために推論機構として利用することにより、文字から線分を抽出できることを示すと共に、抽出した特徴ある線分を文字認識のデータとして用い、NNによる文字認識を行こない、文字を点の集まりとしたデータによる文字認識と比較する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-06-17

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