レーザアブレーションによる生体組織のカルシウム検出と診断応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々はレーザアブレーションで発生するプルームの発光スペクトルをナノ秒時間ゲート分光することによって、生体組織に含まれる微量元素を高感度に検出する手法を提案した。本手法はとくにカルシウム(Ca)の検出感度が高いのが特長である。この結果に基づき、我々は女性の頭髪のCa検出を行うことで、骨粗鬆症の予備診断の可能性を検討した。さらに、ラット爪で系統的なCa検出実験を行い、日常のCa摂取モニターに利用できることを示唆した。本稿では、測定システムの概略とこれら一連の実験結果について述べる。
- 2002-10-11
著者
-
近江 雅人
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
-
春名 正光
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻
-
春名 正光
大阪大学医学部保健学科
-
近江 雅人
大阪大学医学部保健学科
-
春名 正光
阪大
-
此下 竜
大阪大学医学部保健学科
関連論文
- OCTによる生体レーザアブレーションの in-situ 観察と動画作製
- 生体レーザアブレーションのナノ秒時間ゲート分光 : 装置の構成・性能と診断応用
- 生体レーザアブレーションのナノ秒時間ゲート分光 : 装置の構造・性能と診断応用
- 生体レーザアブレーションのナノ秒時間ゲート分光 : 装置の構成・性能と診断応用
- 低コヒーレンス光干渉による屈折率と厚さ同時精密測定 : 位相・群屈折率の導入
- 低コヒーレンス光干渉による屈折率と厚さ同時精密測定 : 複屈折の測定と群屈折率
- Photonics WEST/BIOS2006 参加報告
- World Congress on Medical Physics and Biomedical Engineering 2006参加報告
- 医療エレクトロニクス
- OCTによる生体レーザーアブレーションの動的解析
- OCTによる生体レーザアブレーションの動的解析
- Photonics West BiOS 2010 参加報告
- 光医療の変遷と最新の展開 (特集 光技術(20年)の変遷と最新の展開)
- 0825 ヒト角層の光学特性(OS31:先端レーザー診断・治療におけるTR(Translational Research)
- Nd熱拡散Z軸伝搬Ti:LiNbO_3を用いたQスイッチ導波路レーザ
- Nd熱拡散Z軸伝搬Ti:LiNbO_3を用いたQスイッチ導波路レーザ
- Nd熱拡散Z軸伝搬Ti:LiNbO_3を用いたQスイッチ導波路レーザ
- Nd熱拡散Z軸伝搬Ti:LiNbO_3を用いたQスイッチ導波路レーザ
- ofs2000報告
- 低コヒーレンス光干渉を用いた屈折率と厚さ同時測定の樹脂硬化性評価への応用
- 低コヒーレント光干渉による面内複屈折測定
- 低コヒーレンス光干渉による屈折率と厚さ同時測定 : 屈折率波長分散を考慮した精密測定と樹脂硬化度の評価
- 光コヒーレンストモグラフィを用いたヒト指細動脈の断層イメージング
- 28pPSB-46 光コヒーレンス断層法(OCT)による蝶の翅の生体内形成過程観測(28pPSB 領域12ポスターセッション(ソフトマター,化学物理,生物物理),領域12(ソフトマター物理,化学物理,生物物理))
- レーザーによる事故およびその安全対策実態調査結果
- OCTを備えたレーザーアブレーションナノ秒時間ゲート分光によるヒト歯牙組織のCa分布測定
- 指内部の光学特性を利用した指紋センサ
- Nd熱拡散Z板MgO:LNを用いたTi拡散導波路レーザ
- OCTを用いた生体レーザアブレーションのin situ観察
- レーザアブレーションによる生体組織のカルシウム検出と診断応用
- OCTを用いた精神性発汗の動態解析
- 1024 光コヒーレンストモグラフィーの現状と進展(OS25:生体光計測)
- 光と音のハーモニー
- Maximum-Intensity-Projection Imaging for Dynamic Analysis of Mental Sweating by Optical Coherence Tomography
- 光コヒーレンストモグラフィーの進展
- Dynamic Optical Coherence Tomography of Small Arteries and Veins of Human Fingers
- CS-4-5 光コヒーレンストモグラフィの展開とユビキタス光医療(C-4. 安全・安心な社会を支える光センシング技術,シンポジウムセッション)
- 光コヒーレンストモグラフィ(OCT) : 原理と応用
- フェムト秒レーザによる高分解能OCT技術 (特集 広帯域レーザー光源の可能性を求めて)
- 光コヒーレンストモグラフィーの現状 (特集 バイオと光技術)
- 超高齢社会における医療フォトニクス : 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の進展
- 光コヒーレンストモグラフィー : 進化する非侵襲医療用イメージング技術
- 光コヒーレンストモグラフィー
- 低コヒーレンス光干渉を用いた生体機能検出
- 光
- 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の現状と今後の展望
- 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の原理と技術展開 (特集:進展するOCT--第2世代へ)
- 光コヒーレンストモグラフィの進展 (特集ライフサイエンスフォトニクス)
- 生体レーザアブレーションのナノ秒時間ゲート分光 : 装置の構成・性能と診断応用
- 低コヒーレンス光干渉による屈折率と厚さ同時測定 - 光ディスク評価への応用 -
- 高分解能光コヒーレンストモグラフィ
- 高分解能光コヒーレンストモグラフィー
- In Vivo Dynamic Imaging of Arterioles of Human Fingers Using Optical Coherence Tomography at 1.3μm
- 生体表皮下の高精細OCT
- Dynamic Observation of Sweat Glands of Human Finger Tip Using All-Optical-Fiber High-Speed Optical Coherence Tomography
- Nd熱拡散Z板MgO:LNを用いたTi拡散導波路レーザ
- Nd熱拡散Z板MgO:LNを用いたTi拡散導波路レーザ
- Nd熱拡散Z板MgO:LNを用いたTi拡散導波路レーザ
- Nd熱拡散Ti:LiNbO_3導波路レーザの作製と発振特性
- フェムト秒レーザによる表皮下微細構造のin vivo高分解能OCTイメージング
- 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)
- 「光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の新たな技術展開」特集号によせて
- 医療にもっと光を
- CS-4-1 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の技術展開(CS-4. バイオ/医療用光エレクトロニクス技術の最先端, エレクトロニクス1)
- たおやかな光ファイバー型デバイス
- 光コヒーレンストモグラフィ技術を利用した屈折率と厚さ同時測定 (特集:分布型・多点型光センシングの最新動向)
- 医療を中心とする光コヒーレンストモグラフィーの技術展開
- 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の消化器系への応用
- OCTの臨床診断応用と技術展開
- 「招待講演」光コヒーレンストモグラフィの現状と技術展開
- 509 共焦点光学系を積極的に利用した OCT の高性能化
- 低コヒーレント光干渉による生体内構造の高精度検出 : 分解能評価の基礎的検討
- 低コヒーレンス光干渉による生体組織の屈折率と厚さ測定
- 低コヒーレンス光干渉による生体組織の屈折率測定
- 低コヒーレンス光トモグラフィ(OCT)を備えた生体レーザアブレーション装置
- 先端医療と応用物理
- OCTによる生体レーザーアブレーションの動的解析
- OCTを用いた音刺激に対する複数汗腺の内部発汗量の同時測定
- Nd熱拡散LiNbO_3導波路レーザーの機能化の検討
- 生体断層光イメージングの進展
- 生体医用光学研究グループ
- 医用・生体光学
- 光コヒーレンストモグラフィ(OCT) (特集 医用画像の最新情報)
- レーザアブレーションを利用した生体診断
- 生体のマイクロ光診断と実サイズ光トモグラフイー (特集 光と画像が拓く21世紀)
- 光エレクトロニクスから生体医用光学へ
- 超低コヒーレンス光干渉による膜の屈折率と厚さ同時測定
- 1PD012 低コヒーレンス光干渉を用いた屈折率測定法によるラット腸間膜のゲル-液晶相転移の検出
- 光干渉による生体内部構造の検出
- 光CTへのアプローチ : 低コヒーレンス光干渉法を中心として
- 低コヒーレンス光干渉による屈折率と厚さ同時精密測定 : 測定原理と基礎実験
- 低コヒーレンス光干渉による屈折率と厚さ同時精密測定 : 測定サンプル走査法の基礎実験と測定精度の検討
- 低コヒーレント光干渉による屈折率と厚さ同時精密測定 : 原理提案
- 8I-17 ヒト皮膚の光学特性値の測定(OS-12 バイオヒート・マストランスファー(2))
- 生体レーザアブレーションのナノ秒ストロボ顕微観測
- OCTによる自律神経活動に対する表皮下生理機能の動態解析
- 光コヒーレンストモグラフィー(OCT) (メディカル・フォトニクスの最前線)
- OCTを用いたレーザー凝固層の光減衰係数の自動測定
- D-7-17 KTNスキャナを用いたOCT用200kHz波長掃引光源(D-7.MEとバイオサイバネティックスB,一般セッション)
- 医療における光エレクトロニクス技術 : 光コヒーレンストモグラフィーを中心として