ギターの評価と弦の鳴りの関係について
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概要
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「3弦の鳴るギターは良いギターである.」 というギターの評価法はどのような原理に基づいているかを調べた. 1弦と3弦の位置を交換し, スペクトルの変化を調べ, ギター全弦に第3弦を張り, その弾弦音の時間波形, 減衰特性, スペクトルを比較した結果, 3弦の位置におけるスペクトルのエンベロープが滑らかでなく, 5kHz以上の周波数帯域において倍音成分が小さく, 1弦の場所と比較して良い音がでないことがわかった. また, 同じ製作者による鳴るギターと鳴らないギターを比較した結果, 鳴らないギターは音量が非常に小さく, さらに, エンベロープが滑らかでなく, 5kHz以上の周波数帯域において倍音成分が小さいことなどがわかった.
- 1997-07-18
著者
-
徳弘 一路
神奈川工科大学
-
浅野 誠
神奈川工科大学
-
渡辺 久晃
神奈川工科大学
-
津村 尚志
九州芸術工科大学
-
津村 尚志
九州芸工大
-
津村 尚志
九州芸術工科大学 音響設計学科
-
津村 尚志
九州芸術工科大学音響設計学科
-
徳弘 一路
神奈川工科大・工
-
徳弘 一路
神奈川工科大学情報学部
-
浅野 誠
(株)ミウラ
-
渡辺 久晃
神奈川工科大
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