効率的閾値測定法のための新しい適応法(RASS)
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概要
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閾値測定における効率化について、シミュレーションの結果だけでなく、聴取実験による被験者の負担も含めた総合的な観点から、新しくRASS法を開発した。そして、従来からある適応法(PEST法とBest PEST法)と比較を行った。その結果、シミュレーションでは、RASS法の効率が良いことが分かった。また、聴取実験では、各適応法間で効率は同じであり、閾値の差もなかった。内観報告からは、Best PEST法が他の測定法より、被験者が難しく感じていることが分かった。また、PEST法の試行数の標準偏差値が大きな値を取ったため、実験計画が立てにくいことも分かった。よって、総合的は評価をすると、RASS法が最適であることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-08-27
著者
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