ディジタルビデオ通信システムのアーキテクチャ

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概要

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ディジタルビデオ通信システムを効率良く開発し社会に提供していくためには、システム設計の指針となるアーキテクチャが必要である。アプリケーションに依存しないシステムの普遍的要素について考察し、アプリケーション毎にカスタマイズを要する部分を明確化することにより、システム基本構造の記述、機能モジュールの定義、モジュール間インタフェース定義などからなるシステムアーキテクチャを構成することが可能となる。システム構築に必要な各種メディアの符号化、多重化方式などの国際標準化は進んでいるが、システム全体のアーキテクチャについては一元的な検討が行われていない。本稿では、アプリケーションの分析、システムフレームワークの設定、装置内部構造の定式化、ネットワークインタフェースの制定などを通じて、ディジタルビデオ通信システムアーキテクチャの構築を試みる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-04-22

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