オブジェクト指向属性文法OOAGの高速な処理系の設計と実現
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概要
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オブジェクト指向属性文法OOAGは、オブジェクト指向の概念を採り入れて属性文法を拡張した計算モデルで、このための属性評価法としてLCDIAアルゴリズムがある。これは通常の属性評価法のように、属性つき木に対して評価プロセスを割り当てるような方法ではなく、生成規則のインスタンスに対応する各オブジェクトに作用する分散型のアルゴリズムになっている。このため、オブジェクト間の通信などの通常の属性文法処理系の実現にはない問題がいくつか存在し、このために属性評価プロセスにかなりのオーバーへッドが存在する。これらの観点を考慮することにより、高速な属性評価を行えるOOAGのための処理系を設計、実現した。実験では、かなり良い結果が得られている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-08
著者
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