疎結合分散環境におけるプロセッサ割り当てに関する考察
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概要
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我々はこれまでに耐故障性を持つソフトウェアを実現するためのモデルであるFTAGを関数型言語CMLを用いて実装し, シミュレーションによる実験を行ってきた.しかしながら現在の環境は単一プロセス上でスレッドのエミュレーションを行っているため, 分散環境上に存在するプロセッサへのスレッドの割り当ての際に問題となるいくつかの要素を考慮していない.本稿ではFTAGを異機種が混在する分散環境上に実装するために, 計算単位の分割, プロセッサ割り当て, これらの方策を制約する要素について考察し, 関数型言語OcamlとOcaml上で動作するコミュニケーションレイヤEnsembleを用いた実装のための設計を行う。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-18
著者
-
鈴木 正人
北陸先端科学技術大学院大学
-
片山 卓也
北陸先端科学技術大学院大学
-
鈴木 正人
東京工業大学情報理工学研究科計算工学
-
鈴木 正人
北陸先端科学技術大学院大
-
片山 卓也
中部大学大学院
-
豊島 真澄
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
鈴木 正人
東京工業大学大学院情報理工学研究科
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