位置透過性をもつコンポーネント構成手法とフレームワーク

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概要

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コンポーネントは再利用可能で信頼性の高いソフトウェア部品として様々なアプリケーション開発で利用されているが、現状で提供されているほとんどのコンポーネントが単一ホストで動作することを前提として設計されているため分散環境でのアプリケーション開発にはそのままでは利用できない。しかしながら、EJBやDCOMなど分散環境用として提供されているコンポーネントは、規模が大きく使用方法も複雑であり、必ずしも全ての分散アプリケーションの開発に必要だとはいえない。本稿では分散非対応のコンポーネントを構成するオブジェクトに位置透過性を持たせるための機構をフレームワークとして実現することで、より多くのコンポーネントを分散環境でのアプリケーション作成に応用する手法を述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
2002-07-11

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