フラクタル符号化のための新しい分割法
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概要
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ディジタル画像圧縮技術の一手法としてフラクタル符号化がある.原画像を分割し, その各ブロックに対して縮小変換を決め, それを符号にする.長方形ブロックの分割法には固定サイズ分割法, 4分割法, HV分割法などがある.本論文ではフラクタル符号化のための専用ハードウェアを考慮した交互2分割法を提案する.まず原画像を長方形ブロックに分割する.次に各長方形ブロックの正方形ブロックへの分割, 及び各正方形ブロックの長方形ブロックへの分割を繰り返す.3種類の画像に対する性能実験では4分割法よりPSNRが約1dBの画質の向上が得られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-24
著者
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