多関節化による弾性物体のインタラクティブモデルの提案(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
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概要
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インタラクティブな変形操作が可能な、複雑な形状をもつ多関節弾性物体のアニメーションモデルを提案する。本提案手法では、関節構造により接続された一連のボーンに、弾性物体要素を取り付けることにより、境界要素法による各要素の変形計算の負荷を軽減し、実時間性を実現する。ボーンの変形計算にはインバースキネマティクスを用い、ボーンの長さを物理的計算により変化させることにより、多関節弾性物体全体を、あたかも関節構造をもたない一つの弾性物体のように振舞わせる。また、弾性物体により構成される外骨格により前述の多関節弾性物体を囲むことで、複数のボーンを同時に制御できる。実験的に、インタラクティブ性を含め、リアルなアニメーション結果が実現できる見通しを示す。
- 2005-03-17
著者
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大谷 淳
早稲田大学大学院国際情報通信研究科
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楜沢 順
千葉商科大学政策情報学部
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徳永 幸生
芝浦工業大学
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徳永 幸生
芝浦工業大学工学部
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楜沢 順
千葉商科大学
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渡辺 隆史
早稲田大学大学院国際情報通信研究科
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大谷 淳
早稲田大学 国際情報通信研究科
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大谷 淳
早稲田大学
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