アルツハイマー病診断用頭部・眼球運動分析システムの開発
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概要
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社会の高齢化とともにアルツハイマー病(以下、ADと略)患者は増加している。しかし、現在ADの診断に用いられている問診や画像診断は、主観的であったり、ある程度症状が進まないとわかりにくいという改善点があった。また初期のAD患者は種々の検査を行っても脳血管性痴呆と区別が難しく、これが治療開始の遅れや研究を困難にしている一因となっていた。今回我々は、客観的なデータを手軽に提供することができ、初期のADの診断に有効と思われる診断支援システムを開発したので報告する。
- 1995-03-27
著者
-
村上 新治
札幌医科大学保健医療学部
-
山田 光穂
NHK放送技術研究所
-
田島 孝
(株)国際電気通信基礎技術研究所
-
草川 直樹
(株)国際電気通信基礎技術研究所
-
山田 光穂
Nhk放送技術研究所 ヒューマンサイエンス研究部
-
山田 光穗
Nhk放送技術研究所ヒューマンサイエンス研究部
-
村上 新治
札幌医科大学保健医療学部臨床作業療法学講座
-
古賀 誠一
(株)国際電気通信基礎技術研究所
-
藤井 充
札幌医大・神経精神科
-
村上 新治
札幌医大・神経精神科
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