FD-TD法を用いた定常解(電磁界)の算出法
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概要
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FD-TD法(有限差分時間領域法)は時間領域における電磁界現象を求める手法である。散乱パターンや後方散乱断面積などの遠方界を求めるには正弦波入射の場合、時間領域での数値計算結果をもとに定常解のフェーザ表示を計算しなければならない。この定常解のフェーザ表示の導出方法を主に最大値を検出する方法と位相をπ, 2ずらす方法の2つある。今回、この2つの方法の間には特に位相誤差において違いがあることが分かった。本報告では2次元完全導体円柱での表面電流分布の数値計算結果をもとに厳密解と比較する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-15
著者
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