ピーク点を有するイオン化不均質媒質電子密度分布予測法 : 谷部が二次関数の場合
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概要
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電波を利用した電離層の電子密度分布観測では、電離層内部で局所的に電子密度が減少している部分の計測は困難であった。本報告では、内部に二次関数分布した"電子密度の谷部"をもち、電子密度のピーク点を有するイオン化媒質中の、電子密度分布を計測するための手法を提案する。入射パルス波の周波数による伝搬経路と、媒質中で発生する多重反射パルス波を利用することにより、電子密度分布と、入射パルス波の伝搬遅延時間の関係式を導出する。また、導出した電子密度分布予測式の正当性を検証するために、独自のFDTD法差分式を用いた数値実験を行い、本手法の予測誤差評価を行う。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-05-12
著者
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