陸上移動体衛星回線のマルチパス測定
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概要
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陸上移動衛星通信回線は主として、フェージングの統計量で評価される。しかし、伝送帯域が広くなると周波数の選択性を考慮する必要がある。その場合、信号のレベル変動だけでなく、マルチパスの遅延スプレッドも回線評価に必要である。私たちは、移動体衛星通信回線のためのマルチパス測定システムを提案し、試作した。試作したシステムと技術試験衛星5型(ETS-V)を用いて、新宿、水戸そして札幌におけるマルチパス遅延プロファイルを測定した。衛星仰角は40度ないし47度であり、使用周波数は1.5GHz帯である。測定の結果、遅延波の最大遅延時間は1μsecであり、遅延スプレッドは最大で0.16μsecであった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-17
著者
-
鈴木 龍太郎
通信総合研究所
-
若菜 弘充
郵政省通信総合研究所 鹿島宇宙通信センター
-
井家上 哲史
郵政省通信総合研究所
-
新垣 吉也
通信総合研究所
-
鈴木 龍太郎
文部省放送教育開発センター
-
新垣 吉也
郵政省通信総合研究所
-
若菜 弘充
郵政省通信総合研究所
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