ファジー・スタックフィルタ(II) : ファジー・Center Weightedメディアンフィルター

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
加法雑音の影響を受けた画像信号の復元には、非線形フィルタが有効である。非線形フィルタの最も代表的なものがメディアンフィルタであり一般化したフィルタがスタックフィルタである。スタックフィルタ処理は「しきい値分解」、「各レベルでのプール関数出力の算出」、「信号の合成」と3段階により構成される。プール代数は2値信号の入出力で定義されるが、スタックフィルタの性能や設計の柔軟性を向上させるためには、これまでのプール関数(以降、クリスプ・プール関数と呼ぶ)に代わる、ファジー・プール関数を定義する必要があるとの考えより筆者らはこれまでファジィメディアンフィルタを提案してきた。本稿では、メディアンフィルタの応用としてCenter Weightedメディアンフィルタのファジィ化に対する試みを示すことにする。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク