ラインセンサとFlyingImage法を用いた画像入力装置の開発
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概要
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広範囲の領域を高精度で計測するには、撮像素子であるCCDを二次元状に並べたエリアセンサを用いるのが一般的であるが、この手法では得られる画素数が512×512程度である.これよりも高い精度を得るにはCCDを直線上に配置したラインセンサを用いる方法が考えられる.ラインセンサはl000画素〜5000画素の画素数を持つため、エリアセンサに比べて1ラインあたりの画素密度が高い.しかし、一次元のセンサに二次元の画像を入力するには、センサと直角な方向に画像を走査させる必要がある.本研究ではラインセンサの手前に配置したミラーを回転させて画像を走査するFlyingImage法を採用している.FlyingImage法は様々な特徴を持っているが、たる型ひずみや画像のボケという問題をかかえている.今回はFlyingImage法による撮像の原理とたる型ひずみの補正方法について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
鈴木 秀行
大阪大学基礎工学部システム工学科
-
井口 征士
大阪大学 基礎下学部 システム工学科
-
申 千雨
大阪大学 基礎工学部 システム工学科
-
山口 証
(株)神戸製鋼所電子情報研究所
-
福本 広次
大阪大学 基礎工学部 システム工学科
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鈴木 秀行
大阪大学 基礎工学部 システム工学科
-
山口 証
大阪大学 基礎工学部 システム工学科
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