ヴィオラの弓の返し動作におけるなめらかさの計測
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概要
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ヴァイオリン族の弦楽器は,弓の運動を止めない限り長い持続音を発生することができる。しかし,非常に長く音を持続するには途中で弓を返さざるを得ない。このとき,音が途切れないようにする必要がある。弓の持ち方をみると初心者の場合,弓を完全に握ってしまっていることが多い。そこで本研究では,ヴィオラの弓の持ち方による返し動作時のなめらかさへの影響に関して,経験者と初心者との比較を行った。演奏のなめらかさを以下のような3種類に分けた。(1)音楽(心理学)的なめらかさ,(2)音響的なめらかさ,(3)運動学的なめらかさ。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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井口 征士
大阪大学 基礎下学部 システム工学科
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坂口 貴司
(財)イメージ情報科学研究所
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坂口 貴司
三菱電機株式会社
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松尾 聡子
大阪大学 基礎工学部 システム工学科
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松尾 聡子
大阪大学大学院基礎工学研究科システム人間系専攻:(現)三菱電機株式会社産業システム研究所
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