WWWにおける情報の分類/体系化に関する研究

概要

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今日、WWW(World Wide Web)の普及により、無数の情報源から多種多様な情報を得ることが可能となっている。情報検索者が特定分野に関する技術的なリサーチや研究のサーベイを行うためにWWWを利用するような場合には、情報提供者によってあらかじめ分類/体系化された各種分野のインデックス・ページを利用するという方法が有効である。しかし、専門的な分野のインデックス・ページにおいては、異なる情報提供者が異なる観点で分類/体系化し整理したものであり、特にそのようなページが複数存在する場合には、それぞれのインデックス・ページにおけるカテゴリー間の対応を取ることが困難となる。情報検索者が上記のような目的を持つ場合、URLにより示されるページがどのカテゴリーに属するかという情報だけでなく、近いか遠いかというカテゴリー間の距離や、複数のインデックス・ページでの各カテゴリーとURLがどのような関係にあるかを、十分に分析・把握することが情報の分類/体系化の段階において要求される。本研究においては、異なる情報提供者が異なる観点で分類/体系化しているインデックス・ページを、統計的な手法を用いて統合し分析することにより、情報検索者の分類/体系化を支援する方法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

WWWにおける情報の分類/体系化に関する研究

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