交通状態予測システムにおける定量データの定性データへの取り込み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
今日交通渋滞を主目的として交通量変化に対応した信号制御方式(予測信号制御)の開発が行なわれている。これには信号制御方式の開発と共に交通状態予測技術の開発が必要とされるが、著者らはこの交通状態予測に定性推論を適用する研究を行なっている。中でも著者らは定性プロセス理論を用いて交通状態予測を行なう。これには交通状態を定性的に表現する必要がある。一方、実際検出される交通状態は定量的な値であり、定量値から定性値への変換が必要である。本稿ではまず本システムの処理方法において用いている定性値として交通工学のサービス水準について示し、さらに定量値である交通量をサービス水準に適用する手法について述べ、最後に本システムのデモシステムについて簡単に報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
-
野中 哲
Nttデータ通信(株)
-
野中 哲
Nttデータ通信 情報科学研究所
-
大濱 寛樹
NTTデータ通信(株)開発本部
-
杉本 勉
NTTデータ通信(株) 開発本部
-
杉本 勉
Nttデータ通信(株)
-
野中 哲
Nttデータ通信
-
大濱 寛樹
Nttデータ通信
関連論文
- WWW上の電子新聞における記事ナビゲーションシステムの実現
- 意味ネットワークを用いたURL情報の整理方法に関する研究(1)
- WWWにおける情報の分類/体系化に関する研究
- 知識処理における実時間性向上のためのスケジューリング手法の検討
- 制約充足問題の木探索法による高速化手法の検討
- 部分解を利用した制約充足問題の解法について
- 交通状態予測システムにおける定量データの定性データへの取り込み
- 動的制約充足問題のための制約維持機構について
- 知識表現システムFracks/TPと交通信号制御への適用について
- 実時間性向上のために最適な探索方法の実験的評価
- 知識処理の実時間性向上のための事前実行処理の検討
- 利用者による拡張機能を付加した知識表現言語ZEROの実現
- エージェントシステムによる旅行計画作成問題について
- 帰納学習ツールISLによるケース分析(2) : 実現
- 帰納学習ツールISLによるケース分析(1) : 設計
- 帰納学習をとり入れた意思決定支援システムの設計
- 制約概念を導入した知識表現言語
- 並列制約充足アルゴリズムとそのKL1による実現