接点材料への硫安付着実験
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概要
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かつて通話路接点に大気汚染物質による障害を生じ,分析の結果,硫酸アンモニウム(以下硫安と称する)と判明し,継電器のフェノール樹脂より発するアンモニアガスと大気中の硫黄酸化物より生ずると説明された.硫安を用いれば大気汚染の影響を実験室で検討するのに好都合と考え,実験に着手したが,意外に困難で,今のところ,はかばかしい成果が得られていない.ここでは,実験の概要および得られた結果の一部を紹介し,この種の実験の問題点および見通しについて考えを述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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