低アンテナ高基地局システムにおける指向性アンテナのマルチパス軽減効果
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概要
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近年,周波数利用効果の高いマイクロセルを用いた陸上移動通信システムが検討されている。マイクロセルでは伝搬距離が数100m程度と短くなるため,Delay spread (遅延広がり)が小さく,数100kbps程度の比較的高速の伝送が可能になる。しかし,将来の伝送する情報の多様化,大容量化を考慮すると,より高速のデータ伝送を行う必要が出てくる。今回,低アンテナ高基地局によるマイクロセルにおいて,マルチパスをさらに軽減させるため基地局及び移動局に指向性アンテナを用いたシステムを提案し,伝搬実験を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
平 和昌
郵政省通信総合研究所
-
関澤 信也
株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所
-
関澤 信也
(株)ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所
-
赤岩 芳彦
九州工業大学情報工学部:(現)九州大学システム情報科学研究科
-
赤岩 芳彦
九州工大
-
関澤 信也
郵政省通信総合研究所
-
平 和昌
独立行政法人通信総合研究所
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