平面アレーに適用したMUSICによる到来方向推定の検討
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概要
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陸上移動通信におけるマルチパスフェージング対策技術として, アダプティブアレーアンテナやこれと等化器を結合させた方式が検討されている. このような時間, 空間処理によるフェージング対策技術のハード化及び適応アルゴリズム開発を行うためには, 多重波の遅延時間及び到来方向特性など伝搬路の時間, 空間特性を解明する必要がある. そこで, 仮想的に平面アレーを実現するリニアアレーアンテナによる複素遅延プロファイルの2次元空間測定と2次元離散フーリエ変換(2D-DFT)を用いて多重波の到来方向を推定する方法についてすでに提案した. 本稿では, 計算機シミュレーションにより, 2D-DFTと比べ高い角度分解能推定が期待できるMUSICアルゴリズムを平面アレーに適用したときの到来方向推定結果を示し, その特長を明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-10-17
著者
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