1. 脳におけるデータ処理とエレクトロニクス (<特集>大規模データ処理を支えるエレクトロニクス : マルチメディア世界の到来に向けて)
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概要
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脳は,学習によって処理方法を獲得する情報処理装置である.コンピュータがソフトウェアなしには何もできないように,脳は学習なしには何もできない.しかし,決定的な違いは,脳はプログラマーなしにプログラム(処理方法,アルゴリズム)を完成させることができることである.その"仕掛け"を理解し,工学的に実現できれば,情報科学のみならず,人類のライフスタイルそのものを変革する新しいコンピュータが実現できよう.本稿では,現在,我々が研究を進めている脳型コンピュータのコンセプトとデータ処理の方法について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-11-25
著者
-
松本 元
電子技術総合研究所
-
市川 道教
理化学研究所脳科学総合研究センターブレインウェイ(脳道)グループ
-
松本 元
理化学研究所脳科学総合研究センターブレインウェイ(脳道)グループ
-
松本 元
電子技術総合研
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市川 道教
電子技術総合研究所
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