格子中心データから格子点データヘ変換するための一手法
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概要
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本論文では, 格子中心データから格子点データに変換するための一手法について提案する. この変換は, 有限体積法による数値流体解析ソフトで計算された結果を汎用可視化ツールを使って可視化する場合に必要となる. 有限体積法では, 物理量を格子の中心で定義している. 一方, 汎用の可視化ツールは, 数値データが格子の頂点で定義されていることを前提としているために変換処理の必要性が出てくる. 現在よく行われている変換方法は, 格子中心データを中心から頂点までの距離の逆数で重み付けして加重平均する方法であるが, 変換に伴う誤差を考慮していないのが欠点である. 本論文で, 誤差を考慮した二つの変換手法を提案する. 一つは, 最小2乗法に基づく手法で格子全体において積分された誤差を最小化するように格子点データを決定する. もう一つは, 従来手法に繰返しの要素を取り入れたものである. これらの手法を比較した結果, 後者の手法が2, 3回の繰返しで前者の結果に匹敵する結果に到達することがわかった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-25
著者
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