3次元フラクタル圧縮とその適用
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概要
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フラクタル圧縮はDCTによるJPEG等の周波数領域における統計的性質に基づく変換符号化と比較するとその性質を異にする画像符号化法であり, その原理はフラクタル画像を生成するIFS(Iterated Function System)理論に基づいており, 任意の画像に対して, 符号となる縮小写像を反復的に施すことで画像の復元が高速に行える利点を持っている.しかしながら, 現状では2次元画像を対象にしたフラクタル圧縮が中心であり, 3次元画像への適用はあまり行われていないと思われる.本論文では, MRI, CT, VHD等の3次元画像を圧縮, 復元できる3Dフラクタルイメージ圧縮法, および並列計算環境における高速化手法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-08-27
著者
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