仮説推論によるオフライン手書き漢字認識
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概要
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本論文では次のような新しい手書き漢字認識手法を提案する.入力手書き漢字から特徴的なストロークを抽出し,漢字についての知識を利用して,入力手書き漢字がどのような漢字であるかという仮説を生成する.仮説で示された漢字に対応する参照パターンを用いて,この仮設の正しさをストローク抽出法を用いて検証することにより,手書き漢字の認識を行う.この手法を用いることにより,照合すべき参照パターンの数を減らすことができ,処理時間を短縮することができる.また,本手法は参照パターンのストローク情報を用いて,入力手書き漢字からトップダウン的にストロークを抽出することにより,局所的なパターンの変形にも柔軟に対処して認識を行える.教育漢字881字種を対象として,手書き文字データベースETL8B2の最初の約1万7千字を用いて認識実験を行い,94.9%の認識率を得た.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-01-25
著者
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