コンパウンド法を用いたPSFの推定とぼけ画像の復元
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概要
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本論文では, コンパウンド法を用いたPSFの推定法を提案し, 推定したPSFに基づき設計した逆フィルタによるぼけ画像の復元結果について述べている.ぼけの原因となる劣化関数(点広がり関数:PRS)は使用する光学系によりさまざまな形状をしている.そのため, 観測に使用する光学系ごとに劣化関数を求める必要がある.しかしながら, 画像を観測する際には必ず雑音成分が付加される.その結果, 1組の劣化画像と原画像からPSRを求めた場合, 画像に付加された雑音成分の影響が非常に大きくなってしまうことが考えられる.そこで, 本手法では雑音成分をコンパウンド法により除去する.本手法により作成したPSFによる実画像に復元結果を示し, その有効性を示す.
- 1998-11-25
著者
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