画素追跡法による時空間エイリアシング除去
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概要
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計算機での画像生成は,通常,画素ごとに情景をサンプリングすることにより行われる.従って,標本化によるひずみ(エイリアシング)の除去は,高品質画像生成に必要不可欠な処理である.しかし,従来法では,情景が複雑さ(ポリゴン数)に比例して処理量が増大するという問題点がある.本論文では,情景の複雑さに処理量が依存しないエイリアシング除去手法を提案する.本手法では,アニメーション画像のフレーム間相関を利用し,画素間隔より微細な情報を集め,線形フィルタリングによりエイリアシングの除去を行う.画像の相関は,カメラ・物体の位置などのアニメーション情報より計算する.本手法を理論的に解析することにより本手法の有効性および理論的な制限事項を示す.更に,実験により効果を実証すると共に,今後の研究課題を考察する.本論文により,アニメーション画像のエイリアシング除去について有力な方向が指し示されたと考える.
- 1995-03-25
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