0.5μm CMOSスタンダードセルを用いたVSELP CODEC DSPの開発
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概要
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日本のディジタルセルラー(JDC)で標準化されている音声符号化方式であるVSELP方式のCODECを実現するASIC DSPを0.5μm CMOSスタンダードセルを用いて開発した。複雑なVSELPアルゴリズムのため十分な処理能力と、携帯電話用途のためより少ない消費電力での動作が要求される。今回開発したDSPでは、0.5μm CMOSプロセス・テクノロジを用いることにより65MIPSという高速動作と低消費電力化が達成された。また、VSELPアルゴリズムを15.1MIPSで処理することができ、消費電力は電源圧2.7Vにおいて105mWである。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-20
著者
-
谷口 智彦
富士通研究所
-
石原 輝雄
富士通株式会社
-
山村 毅
富士通株式会社
-
小林 登
富士通
-
森 章吉
富士通
-
宇都木 潔
富士通
-
梶井 芳雄
富士通
-
菅谷 慎二
富士通
-
鴫原 靖二
富士通
-
向 厚幸
富士通九州ディジタルテクノロジ
-
菅谷 慎二
富士通株式会社プロセス開発部
-
山村 毅
富士通
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