代数的符号を用いたパケット通信システムのパフォーマンス
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概要
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パケット通信方式はさまざまなマルチアクセス通信システムにおいて広く用いられている.通常のパケット通信システムでは,衝突したパケットは廃棄され,再送要求が出されるが,これに対し,本稿では,衝突パケットの分離が可能な方法を提案する.この方法は代数的符号を連接してパケットを構成するもので,従来提案されている方法より衝突分離能力を向上させたものである.本稿の前半ではパケットの一般的な構成法,衝突分離能力及び誤り訂正能力について考察し,後半では,これを用いた通信システムを提案し,そのパフォーマンスを解析する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-26
著者
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笠原 正雄
京都工芸繊維大学 工芸学部電子情報工学科
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稲葉 宏幸
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
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川口 剛史
京都工芸繊維大学工芸学部電子情報工学科
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若杉 耕一郎
京都工芸繊維大学工芸学部電子情報工学科
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稲葉 宏幸
京都工芸繊維大学
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笠原 正雄
京都工芸繊維大学
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若杉 耕一郎
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科
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若杉 耕一郎
京都工芸繊維大学
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