多次重畳符号の復号法とそのパフォーマンスに関する考察
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概要
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本論文では, 符号長, 能力の点で異なる数種類の2元BCH符号を重畳することにより構成される多次重畳符号の復号法およびパフォーマンスについて考察する. 従来, 筆者らの1人は重畳符号に対し, 比較的簡単な復号アルゴリズム"アルゴリズムI"を提案した[1]. この復号法は復号器の構成が比較的単純で, しかも優れたパフォーマンスが実現される[2]. 本論文では, アルゴリズムIを一般化し, 多次の重畳符号に適用した場合について考察する. すなわち同一の復号誤り確率という条件のもとに具体的な多次重畳符号のパフォーマンスを解析し, 従来の符号に比べ符号化率の点で優れた符号が存在することを明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-25
著者
-
笠原 正雄
大阪学院大学情報学部情報学科
-
佐竹 賢治
立命館大学理工学部情報学科
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佐竹 賢治
京都工芸繊維大学 工芸学部電子情報工学科
-
笠原 正雄
京都工芸繊維大学 工芸学部電子情報工学科
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笠原 正雄
京都工芸繊維大学
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